変なキャップのついたペットボトルを持ち歩いていると、
色々な人から聞かれ、お願いされて、何セットか作ったので、覚書。
簡単に説明すると、
ビールサーバー用の炭酸のシステムを利用して、
水に二酸化炭素を溶かして炭酸水を作る方法です。
1.ミドボン=二酸化炭素のボンベ(酒屋さんで借りられますが、正しくは株式会社オカノさんで借りられます。)
2.減圧器=レギュレーター(新品で安いのはMJ-02A+PLスピードコントローラ、中古はヤフオクから購入できます。最大が3.5程度あれば十分です。)
3.レデューサ(レギュレーターからホースのサイズへ変換するもの)
ピスコ(PISCO) レデューサーPGJ8-4 1個 |
4.耐圧チューブ
ピスコ(PISCO) ポリウレタンチューブ(メーターカットタイプ)UB0425-5-C 4mm×2.5mm×5m 1巻 |
5.ライトカップリングプラグ(逆止弁と簡易につなぐもの)
L型の方が振った時に安定します。
ピスコ(PISCO) ライトカップリングプラグ エルボワンタッチ継手タイプCPPE3L-4 1個 |
6.マイクロカプラソケット(逆止弁)
日東工器 マイクロカプラ ソケット (メネジ取付用)MC-05SM 1個 |
7.エア漏れ防止用パッキン(下記は3.5mmだが、今は4mmを使用している。)
NOK Oリング フッ素 4D4D-SS 3.5 4DSS3.5 1個 |
8.M5ナット
大阪魂 六角ナット3種(ステンレス)M5 1パック(80個入) |
9.炭酸用のペットボトルのふた
10.炭酸用のペットボトル
※普通のペットボトルは圧力に耐えられず爆発する可能性があるため、絶対に使ってはいけません。
※6,7,9,10は3個ぐらいあると便利です。
工具
11.3~4mmの手動ドリル(百均にある精密ドライバーの先がドリルになっている感じのもの)
12.30mmのレンチ(減圧弁取付用)
13.8mmのレンチ(M5ナット締め付け用)
トップ工業 丸形片口スパナRS-30 1本 |
あと、ビールサーバーを持っていて、兼用で使いたい場合は、
1と2が不要で、最初にビールのホースを数センチ切り取ります。
A.3の代わりの分岐(太い方にビールのホースを挿して、細い方にペットボトル側をつなぎます。)
ピスコ(PISCO) 違径ユニオンティーPEG8-4 1個 |
B.ペットボトル側を使用しないときに閉めておくバルブ
ピスコ(PISCO) ボールバルブBVU4-4 1個 |
4以降は同じ。(ただし、AとBの間に耐圧チューブを数センチ使用する)
ビールサーバー用は、実験していないので不安な部品も多少あります(^^;
追記:2016年7月
かなりの頻度で使用していますが、まったく問題なく使えています。
また、使っていてわかっていたことを追記します。
※強い炭酸水を作るコツ
1.ペットボトルに水をギリギリまで入れて、凹ませて空気を抜きながら改造したキャップで蓋をします。
2.そのまま冷蔵庫で水をキンキン(4℃)に冷やします。もしくは冷えた水を使ってください。
3.ミドボンに接続し、減圧弁を開き、逆さまにして、1分位振ります。
逆さまにして降る事で、短い時間でたくさん溶かすことができます。
振る強さで、二酸化炭素が溶ける速さが変わりますので、強く速く終わらせるか、ゆっくり長い時間振るかのどちらかです。
振るのをとめてみて、二酸化炭素の気泡がすぐにとまるようになったら完了です。
4.爆発力のある炭酸水が飲みたい場合はすぐに開けて飲みます。
安定していないため、コップに入れるだけで一気に発泡します。
ゆっくり飲みたい場合は、そのまま冷蔵庫に入れて、半日ぐらい安定させます。
安定させることで、水から二酸化炭素が抜けにくくなるため、強い発泡を長く楽しめます。
炭酸ガスボンベを酒のアルテックにて手に入れました。
7,000円(内補償金5,000円)でした。
あとは、部品が届けば組立です^^
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