学校休みで暇だから、お金って何か?って話をしない?
娘:いいよ!いろいろな物が買えるモノ!
色々な考え方があるけど、私は物物交換の中間になるもの。間を取り持つもの。だと思っているよ。
たとえば、漁師さんがお米欲しいとなったときに、農家さんから分けてもらうよね。
漁師さんが採れるのはお魚なので、お魚とお米を交換して欲しいとなる。
でも、漁師さんは今日は魚が釣れなかった。だけどお米が欲しい。となったときに、困るよね?
その時に、お金があると便利になるよ。
娘:大漁だったときに、お金に交換しておくと、不漁だったときにお米に交換してもらえるんだ!
で、それは、農家も同じだよね?
娘:不作でお米が採れないときに、お魚が欲しい。
だから、物々交換の中間にお金を使うと便利になるんだよ。
じゃあ、お金に必要な条件を考えてみよう!まず、魚みたいにすぐに腐らないことだね。
娘:軽いこと!
価値があること!
娘:たくさんあること!
たくさんあることは重要だね、昔はお米がお金の代わりだったわけ。
昔って言うのは200年ぐらい前、つまり、おじいちゃんのおじいちゃんぐらいの時代かな。
江戸時代とかは、給料がお米だったわけ。さらに、税金もお米とか物だったわけ。
だけどお米って持ち歩くの大変だよね?
娘:重いからね。
だから、キラキラ光る金属の金が使われるようになった。つまり、小判だね。
金ってなぜか人間が欲しがるんだよ。笑
これが1000年ぐらい前から100年ぐらい前までの話。
じゃあ、金属のお金になった理由は?
娘:.腐らないし、形が変わらないし、価値があるし、持ち運びが便利だし、軽くなる
去年、博物館で作ったお金だね。琉球の古銭の偽物を作ったね。
琉球の時代は、中国から、船で沖縄に来る。出航するときに、水とか食べ物をたくさんのせるけど、食べるから、だんだん無くなる。
途中で寄る島では、物物交換なので、価値のある金や宝石やお皿とか武器とかで、食べ物や水と交換していた。
だけど、たくさん積まないといけないので、物々交換の間を取り持つ物のお金を作って、広めた。
鉄腕○○とかでやっていたけど、金属にはとても価値があったからね。
娘:もののけ○でも鉄を作っていたけど、溶かしたりするのがとても大変だから、鉄や銅もとても価値があった。
ちなみに今も10円玉は銅だね。
その金属の中で一番価値があったのが金。
だから、50年ぐらい前までは、お金は金と交換できんだよ。
ちょっと話がずれるけど、物々交換するのにお金を間に入れた方が良いのは、なぜか。
娘:腐らないので、こつこつ貯めることができる。
お米だと、食べると無くなるし、同じお米に見えても、種類が色々あるので、美味しいお米と不味いお米では価値が変わるしね。
娘:新鮮なお米と、去年採れた古いお米と価値が違う。
お金の価値が変わると困るよね?
娘:そうだね。
でも、今でもお金の価値は変わるんだよ。
本題に入っていくけど、「外国のお金と交換する」という為替取引というのがあって、それをやろうかという話。
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