仕事をしていると残念に思う事があります。
今日、トラブっているから助けて欲しいと言われて、相談を受けました。
解決方法を提示したところ、話が通じず、話ができる下請けの人と話しました。
そして、わかったこと・・・。
根本的に発注の仕様が間違っているから、トラブっているということです。
ヤレヤレと思ったのは、相談してきた元請けの人は、自分の発注ミスということを隠して私に相談してきた事です。
そもそも相談内容は、トラブルの解決では無く、代替案の依頼でした。
つまり、トラブルを解決しようと動いた私は余計なお節介なので、その行動自体が必要とされていませんでした・・・。
相談してきた元請けは、発注者が同席している手前、私に自分の発注ミスとはいえないため、隠していたのです。
元請けが検討していた代替案については実現可能な事では無かったため、私が勝手にトラブルの原因を追及する中でわかったのです。
下請けは、事前の元請けとの調整で、その仕様で注文を受けたらトラブルになると伝えていましたが、元請けからその仕様でも良いということで仕事を受けたといっていました。
つまり、下請けはその仕様だとトラブルになると分かっていて、仕事を受けているのです。
明らかにトラブルになるという仕様だったため、私は原因として疑いもしない部分でした。
元請けは、その仕事に関しては素人(一番の問題)なので、トラブルになる仕様を理解せずに発注したのです。
下請けはプロの意識があるならばその仕事を断るべきだったのです。
だって、トラブルになることが分かっているのだから。
そこから言えることは、この場にプロは誰もいないということでした。
みんな信用を失っています。
私はこの元請けからこれまでにも何度も忘却という表現で約束を破られています。
だから、私は全く信用していません。
しかし、発注者は変わるため、私は発注者を助けようと動いたのですが、完全に意識の無駄使いに終わりました。
士気が下がるという経験を久しぶりにしました。
残念。
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