クラレさんの将来就きたい職業2016年版調査結果を見てなぜか思いました。
今、自分自身が崩壊しているせいか、理由は分かりませんが、
この国の職業教育は破綻していると感じました。
というよりも、誰かがわざと破綻させているのでは?
と思うぐらいです。
誰かと言えば、、、大きな影響力を持っている先生とTVやメディアなのだと思います。
「終わってる」と感じる理由は、小学1年生の回答ではなく、
その裏にあるであろう、親の職業意識です。
また、その職業を答えたり、刷り込んだりしている裏付けとなるであろう
根拠・理由を想像すると、そんなものかもしれないと思います。
子供が好きな事を人生で選ばせればよい。
という考え方もあるかもしれませんが、
親が職業観を持っていないため、
職業教育を放棄しているだけだと感じます。
自分の子孫である子供が世の中で生き残り、
次の世代へ紡ぐために、
自分と相方の能力を分析して、
子供の能力を引き出して伸ばしてあげることが、
親が子供にしてあげることだと思います。
私自身が、手に仕事を付けなさい。
とだけ言われて育ったからかもしれませんが、
人生の多くの時間を仕事に費やすので、
もっと早くから職業に対する意識を持ちたかった
という反省があります。
自分の子供はといえば、
具体的にこういう仕事をする人になりたい。
この仕事は、○○だから嫌だ。
と言えるようになっているので、
今の所、良く育っているとは思います。
と、考えていると、「終わった」と感じるのは、
自分自身の持っている職業観念なのかもしれません。
私の場合は、
「全てを自分が決めている」
※法律や命令に従うことも自分で決めている
そして、
「自分なんてほとんど無い」
※自分の判断基準はほとんど誰かから教わったものである
という事が腹落ちするのが遅かったので、
自立することが遅れています。
ゆえに、単純に自分の仕事と同じ仕事をして欲しい。
と子供に思うことができない。
たぶん、アンケートに答えた親のほとんどが、
自分の仕事を子供にやって欲しい
と回答していないのではと思ったのです。
つまり、親が自分がやりたい仕事をやっていない。
と思ってしまっている。
※本当はやりたいことをやっているかもしれないのに。
だから、アンケートを見て、
「日本の職業教育は終わっている」
と感じたのだと思います。
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